今回はマーダーミステリーの「狂気山脈 星ふる天辺」を遊んできたので、感想をお伝えします。
以前、「狂気山脈 陰謀の分水嶺」のプレイ記事を上げましたが、狂気山脈は3週遊べる作品となっており、今回紹介するのは2周目の「星ふる天辺」になります。
1周目「陰謀の分水嶺」の感想はこちら
3週目「薄明三角点」の感想はこちら
マーダーミステリーとは?
そもそも、マーダーミステリーがどういうゲームかと言うと、人狼とボードゲームとTRPGが混ざったようなゲームです。
プレイヤーたちは推理小説に登場する人の役を演じることになり、殺害の犯人役とそうでない人に分かれます。
犯人は自分が犯人だとばれないように行動し、それ以外の人は誰が犯人か突き止め、どうやって殺害したのかという謎の真相を追っていく話になります。
詳しくは1周目の記事をご確認ください。
狂気山脈 2周目をプレイする前のおさらい
狂気山脈の2周目をプレイする前に、1周目との違いをおさらいします。
- 犯人は1周目と同じとは限らない。
- 1周目の知識を使ってもいいが、1周目の知識が正しいとは限らない
- 参加プレイヤーと役職はそれぞれ同じ
犯人はゲームの進行役が決めるので、1周目と同じ人が犯人かもしれないし、違うかもしれません。
参加者するプレイヤーと、それぞれが担当する役は1周目と同じです。
「1周目の知識をもとに推測してもいい」とゲームの進行役に言われていますが、始まってみないとわかりません。
狂気山脈 プレイする前の準備
今回も1周目と同様に、プレイ前の事前準備として私が担当する医者の背景を確認します。
・・・情報を確認すると、なぜか1作目と全く同じ情報でした。
一字一句、1周目と違うところ有りませんでした。
事前情報から考えられること
私は1周目と2周目のどちらも犯人役ではなかったので、事前情報が変わらなかったのかもしれません。
そのため、私と同じように「前回も今回も犯人でない人は、同じ情報を渡されている」のではないかと考えました。
ゲーム序盤で前回と違う情報を持っている人がいれば、犯人の可能性があるので注意していこうと思います。
前回犯人役だった人で、今回は犯人でない人も情報が変わっているはずなので、そこは気を付けて探っていきます。
狂気山脈 2周目プレイ開始 序盤は動きがない
全開と同様にゲームの進行役から「犯人捜しばかりに夢中にならず、みんな仲良くプレイするように」とのお言葉を頂き、プレイ開始です。
ゲームが始まると、1周目と同様に殺人事件が発生した場面から物語がスタートします。
殺人について捜査を開始して情報を集めますが、序盤のせいか1周目と全く同じ情報しか出てきません。
知っている情報しか出てこないので、プレイヤー同士で特に話すこともありませんでした。
出てくる情報は1周目と同じですが、1周目の時は物語中盤で出てきた情報が序盤に出てきたのが気になります・・・。
狂気山脈 2周目序盤 何気ない会話から情報ゲット!!
序盤は特に話すこともなかったので、事前情報で何か変わりがあったか探ってみます。
「何か事前情報に変更あった?」と聞くと、
「ちょっと変わってたけど、ほとんど変更なかったよ」と回答がありました。
事前情報が大きく変わっていると言えば犯人だと疑われるので、相手が嘘をついている可能性もあります。
しかし、犯人はこちらの事前情報が全く変わっていないことを知らないので、プレイヤー全員が1周目とは違った内容が配られていると思っているでしょう。
事前情報が少しでも変わっているので、犯人の可能性ありと考えておきます。
狂気山脈 2周目中盤 1周目との違いが出てくる
物語中盤になると、1周目と同じ情報に加えて、「この箱の中身を知っている気がする」という文章が追加されているカードが出てきました。
1周目と似ている状況だけど、少しずつ違う情報が出てくるので、並行世界の話やループ説が考えられます。
その他にも、ちらほらと一部の文脈だけ違う情報が出てきて、なにかが決定的に違う雰囲気が漂ってきます。
2周目ならではのプレイヤーの動き
参加しているプレイヤーも2周目で慣れてきたのか、1周目と違った行動を取り始めます。
1周目は殺害現場の近くにある情報から集めていたのに、2周目では最速で遠くにある情報を集めに行きました。
- 序盤に新しい情報が出なかった
- 1周目では遠くにある情報のほうが価値があった
- 1周目と違う動きがしたくなる
この辺が1周目と違った動きを取り出した原因でしょうか。
1周目とは違って、スタート地点から遠い箇所の情報を早めに取りに行ったため、中盤なのに重要な情報がどんどん出てきます。
逆に証拠が見つからず、犯人が誰か分かりにくい状況になってきました。
追加ミッションの発生
物語の前半が終了する前に、各プレイヤーそれぞれに追加の情報が配布されます。
1周目では追加カードだけもらって情報は何も増えなかったのですが、今回は「精神異常」というステータスが追加されました。
どうやら、「医者」は殺人事件が発生したストレスによって友の亡霊が見えるようになったみたいです。
「死んだはずの人間が幻覚として現れ、何か言っているのが聞こえる」というロールプレイングしていく必要がありそうです。
狂気山脈 終盤 1周目とは違う展開に頭を悩ます
物語も終盤となり、明らかに1周目とは違う情報がどんどん出てきます。
情報をあえて伏せている人もいるので、私の視点からでは誰が怪しいか見当もつきませんでした。
明らかに怪しい行動する人がたくさん出てきた
プレイヤー同士の相談時間では、自分の持っているカードや情報を交換できる場面があるのですが、1周目ではあまり活用できませんでした。
2周目になって慣れたのか、情報が揃ってきた段階でプレイヤー同士の交換が頻繁に開始されました。
私も個人ミッション「被害者の遺品を持ち帰る」を達成するために、被害者の遺品を持っているプレイヤーと自分の持っているアイテムの交換しました。
他のプレイヤー同士が交換しているときは、「誰と誰が取引したのか」は分かるのですが、なぜ取引をしたかが分かりません。
全員の行動が怪しくなってきてより頭もこんがらがってきました。
怪しい人が集中攻撃を受ける!!
これまでの捜索で集まった情報から犯人を捜します。
怪しい人がいたので疑っていると、他のプレイヤーからその人に質問が飛びます。
疑わしいプレイヤーの回答が一貫性のあるものではなかったので、さらに疑念が深まり、質問という名の集中攻撃が始まってしまいました。
私は情報を頭でまとめきれず、他のプレイヤーの推理を聞いているだけになっていました(笑)。
エピローグ
結果的に序盤で事前情報が変わり、終盤で怪しまれた人が犯人だったため、無事に犯人を見つけられました。
ここからはエンディング後のネタバラシになります。
真の黒幕はGM?
エンディング後のプレイヤー同士の会話で、犯人役の人から「物凄くしんどかった」とコメントがありました。
全員から疑われる状態になってしまったため、犯人でないと主張するのはしんどいですね。
そんな話をしていた時にGM(ゲームマスター:進行役)から「めったにない条件がそろってしまったので、面白そうだからそうなるように仕向けた」とのコメントがありました。
ゲーム中盤の追加情報は、プレイヤーたちがどのような行動をしたかによって変わります。
珍しい条件を満たしてしまったため、面白そうだったから犯人役の人が苦しくなる状況をGMが仕組んだとのこと。
真の黒幕はGMだったことが明らかになりました。
3周目はもっと難しい!?
狂気山脈2周目のプレイも非常に面白かったので、3周目も挑戦したいと思います。
3周目をプレイする日程をプレイヤー同士で決めたあたりで、GMから「2回もやったから3周目はもっと難しくなります」とのコメントがありました。
正直2周目でも頭がこんがらがっていたのですが・・・。
さらに、追い打ちのようにGMから「今回は犯人役が特に苦しかったので、3周目は全員苦しんでもらいます」と悪魔のような言葉がありました。
3周目はどうなってしまうのか、非常に楽しみです。
まとめ
今回は、「狂気山脈 星降る天辺」をプレイしました。
1周目とは違った展開が多く繰り広げられ、今回もかなり頭を抱えました。
1周目をプレイしているからこそ悩む展開もあり、とても面白かったです。
3周目は格段に難易度が上がるようなので、クリアできるか不安ですが頑張りたいと思います。